クロームの拡張機能をつかってZawgyiフォントの文字化けを直してみた。
ミャンマー語学習者にとって、ミャンマー語フォントを正しく表示させるのは一苦労だと思います。
今ではWindows10を使えば、ビルマ語入力が簡単に使用できるようになりましたが、入力できるのはUnicodeで、ミャンマー人がネットで標準的に使用しているZawgyiではありません。Zawgyiフォントをインストールして、入力までできるようにするには、結構手間がかかります。
Zawgyiフォントをインストールしたとしても、そのままでは文字化けしていて、せっかく勉強したミャンマー語を読むことすらできないのではないでしょうか。
ミャンマー人がコミュニケーションの手段として多用するFacebookの投稿も、文字化けしてチンプンカンプン。グーグル翻訳を使ってミャンマー語を投稿しても、Unicodeでの入力となるため、今度はZawgyi利用者側で文字化けしてしまいます。
そこで今回はインターネットブラウザーとしてグーグルクロームを使用している方限定ですが、簡単にZawgyiフォントの文字化けを直せる機能を紹介したいと思います。
グーグルクロームの「MUA Web Unicode Converter」をインストールすれば、何もしなくともZawgyiフォントが表示されるようになります。
https://chrome.google.com/webstore/detail/mua-web-unicode-converter/jnmdbgnckbbmblkbammnfagdmikchhnp
実際に、イントールしてZawgyiで書かれているサイトを閲覧してみると、すぐにポップアップが表示され、Zawgyiで書かれているものを変換した旨が表示されます。
これをインストールするだけで、Zawgyiで書かれているFacebookの投稿もきちんと文字化けせずに表示されます。また、YouTubeのキャプションも多くがZawgyiで書かれていますが、これもきちんと文字化けが修正されます。
ただし、変換機能は万能ではないようで、一部変換されずに文字化けしているものがありますが、それほど気にならない程度です。
ぜひ、試してみてくださいね。