ミャンマーウオッチ 2020年3月号 No.11

 ミャンマーウオッチは、ミャンマーの今を5分で把握できる「ミャンマー研究会」が発行する月例報告です。合同会社あうんは、このミャンマーウォッチの編集をお手伝いしております。

2020年3月20日発行

【政治】

NLD政権は、軍所属議員やUSDP党との調整なしに、135項目の憲法改正案の採決を強行した。「障がい者」等の語彙の変更、州・地域大臣の資格に関する改正案については75%以上の賛成を得て成立したものの、与野党が主張した改正案のほぼすべてが否決された。

【経済】

3月に新しく1社が上場し、現在合計6社が上場するヤンゴン証券取引所において、3月20日より、ミャンマー国内外に居住する外国人による株取引が可能となった。

ミャンマー中央銀行は、政策金利を10%から、9.5%へと利下げした。また、アウンサンスーチー国家最高顧問は、国民に向けた演説の中で、新型コロナウィルスによる経済への影響を緩和するため、金利引き下げの他に、中小企業減税等も考慮に入れていると表明した。

1月下旬から滞っていた縫製原材料の中国国境からの輸入が急速に回復している。

【社会生活】

ミャンマーでは、新型コロナウィルスに感染の疑いのある患者の死亡は数件報告されているものの、陽性患者は確認されていないが、ミャンマー政府は感染防止にむけて、水祭りを含む4月末までのイベントの禁止、映画館の閉鎖、ヤンゴン市におけるナイトクラブ等の閉鎖と言った措置を講じた。これらの措置や工場操業停止等により、失業者が増加することが予想され、治安悪化が懸念されている。オンラインビザも停止となった。(感染状況は、リンク先参照)

【国際関係】

ミャンマー政府は、指定感染国に過去14日間滞在した外国人に対する入国制限や、入国後の隔離施設における隔離措置を実施している。また、国境からの外国人の入国を禁止し、ヤンゴンを含む指定3空港からの入国に限定する措置を追加した。(リンク先参照)

【中国】

【人道援助】

【軍部】

選挙区の住民から得た情報を基に、国軍のラカイン州における行動をネット上で非難した国会議員を起訴した。一方同時に起訴されたロイター通信社については、後日撤回している。

【少数民族】

ラカイン州北部カラダン川沿いで、アラカン軍とミャンマー軍との衝突が継続しており、国軍による空爆等により市民への犠牲も拡大している。

【労働者】

ミャンマー政府は、新型コロナウィルス対策の一環として、労働証明書(スマートカード)の発行を停止し、出稼ぎ労働者の出国を一時的に禁止すると送り出し機関に通知した。

【学生】

【市民社会】

ミャンマー主要指標

  2016年 2017年 2018年 19年11月 12月 20年1月 2月
消費者物価指数 6.8% 4.0% 7.1% 8.26% 9.45% 9.09%  
コメ価格(Ks) 1197 1283 1381 1505 1493 1482  
為替レート(月初) 1307 1360 1361 1516 1507 1471 1457

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